スペック企画

Webが運営されるサーバーやネットワーク、稼働するプログラム、セキュリティなどを加味して、サーバーのスペックやネットワークの必要スペックを把握するのは、かなりの技術が必要です。ここではどのようなスキルが必要で、どのような考え方をすべきかをまとめてあります。

プログラム概略図

Webアプリケーションは業務アプリケーションに比べ、表示がブラウザのみの為それほど複雑ではありません。プログラムのある程度までの仕様はWeb担当者でも把握しておくべきものです。画面遷移、管理画面との関連など、何をしているのかわかる概略図を準備しておく必要があります。

トラフィック

サイトへのアクセスが多くなってくるとページの表示速度が遅くなります。共有サーバーの場合はわかりませんが、専用サーバーの場合はトラフィック測定が可能ですのでサイト管理者に月に1度届くよう、システム担当とあらかじめ申し合わせをしておきます。

業務との関わり

マシンのスペックや冗長性は上げれば上げるほどお金がかかります。どこまでのものを使うべきかはそのサーバーが止まった場合の損失から考えるとわかりやすいです。5時間のサーバー停止による機会損失が5万円であるのに、サーバーの電源二重化に伴う費用が年間10万円だとしたら、長時間停電が2回なければ必要ないということです。ただし、利用者からの信頼もありますので、業務との関わりによってかける金額と冗長性を決める必要があります。

セキュリティ

企業のセキュリティポリシーがある場合は、それに従ってサーバーやネットワークの接続形態を決めます。これは扱う情報とその管理方法ですので、マシンだけではなくシステムの設計時にも加味する必要があります。たとえば個人情報の入力はSSLを使い保護し、負荷軽減のためにSSLアクセラレータを入れたとしても入力された情報がネットワーク外部のメールアドレスに直接流れるのでしたら意味がありません。何をどこまで守るのかを明確にポリシーとして決めておく必要があります。

成果物・制作資料・レポート・ドキュメント

スペック企画書  

現状のスペック表

稼働されるシステムと役割の一覧

時間別トラフィック

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