サイト企画

企画の中でもっとも重要なのがこのサイト企画です。Webを閲覧する人(ターゲット層)はどのような人か、そして何を閲覧しどのような行動をして欲しいかを決めます。
ターゲットが複数ある場合はターゲット毎に考える必要があります。ここではサイト企画の項目についてまとめてあります。

ターゲットの選定

「誰が見るページか」ではなく「誰に見てもらいたいページか」ということを決めます。検索されるキーワードがページのテキストに入っていればアクセスは増えますが、それが見込み顧客でなければそのアクセスには全く意味がありません。会社案内をお客さんにならない人に見せている様なものです。リニューアルの際、アクセス解析などから「●●」というキーワードを入れる人が自社サイトにくるターゲットだと思ってしまう人もいますが、本来は誰に見て欲しいかというターゲットをあらかじめ明確化すべきところです。

ターゲットニーズの仮説

単純にターゲットといっても曖昧になりがちです。そこでニーズを見つけてもう少しターゲットを明確化します。「自社内で▲▲を行うので、それに見合う□□サービスを探さなければいけなくなった人」「顧客にトータルソリューションとして自社サービスと他社サービスを提供するが、他社サービスの機能が貧弱なので、もっと機能のあるサービスを提供できる会社をさがしている人」という様になるべく顧客を具体的に想定します。ここで上げられるニーズは多ければ多いほどサイトのコンテンツが充実します。

ターゲットがネットでどのように行動するか

ターゲットとニーズが想定できたら、自分がそのターゲットになりきって実際にネットで探してみます。顧客のネットスキルを想定し、検索エンジンをその人の立場で使います。そしてたどり着いたページで欲しい情報を見つけてください。

そのニーズを満たす情報(コンテンツ)は

上記行動で自分が欲しいと思った情報がなんとなく想定できたと思います。実際に探しにいくといろいろなメニューがあり、どうにかその情報にたどりついたと思います(もしかしたらたどりつけない場合もあります)。このコンテンツが自社にも必要だということがわかります。ニーズ毎にこの行動を行い、必要と思われる情報を記録してください。

ニーズとは別の気付を与えられないか

ニーズを満たす情報を探す際、メニューにそのニーズを満たす情報とは直接関係がないかもしれなが、見ておいた方がいいと思われる内容があり、実際にクリックしたと思います。これは自分が意識しなかったがサイトに気づきを与えられたパターンです。見込み顧客がニーズをもっていたとしても、本来もっと注意しなければならないことがあったり、自分では気づいていないニーズがあります。それが自社商材の特質である場合には、この気づきを与えることが非常に重要になります。

プロダクトアウト的に機能からではなく、ニーズから気づきを与えられないかを他社サイトを参考に検討します。

実営業と比較して不足する情報はないか

上記2つで基本的なコンテンツ候補が挙がるはずです。ところが実際の営業では顧客に合わせ、さらに多くの情報を提供し受注することも多いと思います。そこで実際に営業で使う資料を営業マンから集め、比較検討します。コンテンツの候補として上げます。このとき、営業マンから効果の高いと思われる資料はどれかも聞いておくと後でそれを優先的に掲載すべきかを決める際参考になります。

仮サイトマップ作成

上記をまとめ、サイト構築企画書とします。その後その企画書を満たすサイトマップをつくります。サイトマップにはページタイトルと入るべき内容がわかる程度のセンテンスを入れておきます。

目標値設定

リニューアルの場合は現状データを解析し、現在の数値から目標設定します。具体的にアクセス数ではなくWebの最終結果である「有効問い合わせ件数」やショップの場合などは「売り上げ」目標などを含めて上げます。

成果物・制作資料・レポート・ドキュメント

  • サイト構築企画書
  • サイトマップ(ラフ)
  • コンテンツ内容見出し(ラフ)
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